ウミガメやイワシのトルネードが見られると、世界的に有名なダイビングスポットである「モアルボアル」へ子連れ旅行をしてきました。
セブ市内から車で3時間ほどでアクセスできるので、日帰りで行く人も多いようですが(マクタンやセブ市内から各種日帰りツアーがあります)、私たちは6&4才児が一緒のグループ旅行。
のんびりしたかったので、現地に2泊しました。その際に宿泊した「タートル ベイ ダイブ リゾート(以下タートルベイ)」(Turtle Bay Dive Resort)モアルボアルについての感想をリポートします。
結論から言うと、タートル ベイ ダイブ リゾートはこんな人におすすめ
・モアルボアルでのんびりしたい子連れファミリー(特に幼児連れ)
・スノーケリング初心者で海がちょっと怖い人
・子供に初めてスノーケリングさせて見たいファミリー
・モアルボアルで過ごしたいおしのびカップル
・アクティビティには少しだけ参加したいが、基本ホテルでのんびりしたい人
私たちが滞在した時に見かけたのは
・幼児連れファミリー
・中学生連れファミリー
・3世代ファミリー
・カップル
で、ほとんどのゲストが白人。日帰りツアーはさておき、タートルベイだけでなく、街中でもホテルに滞在しているゲストの多くは白人のように感じました(クリスマス休暇直後だったから?)。
では、タートルベイ モアルボアルがどんなホテルなのか紹介。
【アクセス・場所】
セブ市内からは車で約3時間。ホテルにも送迎が頼めるようだが、私たちは車で行ったので未確認。
タートルベイ ダイブリゾートが位置しているのは、モアルボアルの南・バディアン湾沿い。
この湾内に位置していることが、このリゾート最大の特徴と言っていい。
↑タートルベイ前の海。砂浜はないが、穏やかで透明度が高くスノーケリング初心者に最適。
ちなみに、モアルボアルで有名なビーチは、「パナグサマビーチ」と「ホワイトビーチ」。
このパナグサマとホワイトビーチはバディアン湾沿いではなく、海峡沿い。
そのためパナグサマやホワイトビーチは、常にある程度は波があるのが普通だそう。
実際、私が訪れた時も海峡沿いのパナグサマは波がかなりあるように見えた。
ホワイトビーチも波があり、小さい子が海に入るのは厳しそうで、コテージ下で砂遊びをした程度。
その点、バディアン湾沿いのタートルベイ、ホテル前の海は本当に穏やか。
インストラクターが「今日は波がある」と言っていた日でさえ、私が今までマクタンからのアイランドホッピングなどで経験したスノーケリングと比較して、全然波がなく穏やかに感じた。
【スノーケリングについて】
ホテルにはダイビングショップ併設。ダイバーもたくさん滞在している。
スノーケリングの道具を借りることもできるので、手ぶらで行っても安心。
・フィン 150ペソ / ゴーグル 100ペソ / ライフジャケット 無料
と案内されたが、チェックアウト時には100ペソのみ徴収された。
特に海を監視している人がいるわけではないので、スノーケリングをしたい場合はショップへ行って必要な道具を借りると良い。
初心者で自分たちだけでスノーケリングするのが不安という場合は、スタッフに案内をお願いすると良い。
チップのみで1時間ほど海を案内してくれた。私たちグループは子供もいたので、救命用の浮輪をスタッフに紐で引っ張ってもらい、子供はその浮輪の中へ。疲れた大人も、そこに捕まって休憩するなどしていた。
ホテル前のスノーケリングの目玉はウミガメ。
初日の午後、2日目の午前、3日目の午前と3回スノーケリングをしたが、見られたのは初日の1回だけ。
ただ初日の午前中に別グループが集団のウミガメを見たらしいので、遭遇できるかは運次第。
ウミガメに出会えなくても、ニモやチンアナゴなども含め、数えきれないほどの魚に出会える。
私はウミガメに出会えなかったのだが、見られる魚の種類の多さに感動した。またサンゴもたくさんの種類がある。
これまでマクタンからのアイランドホッピングでスノーケリングをしていたが、観光地用に餌付けされている印象があり、ボートが停泊する場所に魚が集められている感じだったのが、タートルベイ前の湾はまさに自然。
水の透明度も高く、波も穏やかなので、疲れることなくスノーケリングが楽しめる。まさに私のような初心者向けスポット。
↑同行した友人が撮影したウミガメとサンゴ。
【プール】
プールはタートルベイ敷地内の中心に1つ。小さい子供用プールも併設。
水は綺麗に管理されており、宿泊客の多くがダイバーであることも関係しているのか、
プールサイドがいっぱいになることもなく、快適。
大人用のプールは、一部水深2メートルほどあるので子供を泳がせる場合は注意が必要。
海同様、監視員はいないので自己管理する必要あり。
【遊具】
プールサイドに小さなブランコと滑り台、砂場あり。
滑り台は老化していて子供たちは使わなかったが、ブランコはプールの合間に使用していた。
その他、子供用の自転車、キックボード、ボードゲームなどがあり短期間の滞在であれば退屈しないと思う。
【客室】
シングルベッド3台の部屋を利用。朝食付きで1泊7000ペソ強。
バスタブなしのシャワー・トイレ付き。シャワーは時間によって弱いときがあったが、お湯が出ないなどのトラブルなく特に問題なし。
部屋設備:
電気ポット、冷蔵庫(有料のビール、ジュースなどあり)、金庫など アメニティはシャンプー、ボディソープ、石けん、バスタオルのみ
*水は部屋にジャグがあり、レストランやレセプションにあるウォーターサーバーから自由にもらえる。有料のミネラルウォーターもあり
*歯ブラシ、歯磨き粉、ドライヤーはないので持参する必要あり
*ポーチ部分にテーブル&イスがあり、喫煙可
【レストラン】
↑シーフロントのバーレストランから望む景色
タートルベイ内に2件。朝食も提供されるメインレストランと、シーフロントのバーレストラン。
メインレストランでは、フィリピン料理、パスタ、カレーなど豊富にあり。バーレストランでの食事はピザ&パスタがメイン。
朝食以外に、ランチとディナーで利用したがコスパがよく合格点。量が多めなので、シェアするスタイルの方が色々食べられて楽しい。
*プールサイドにバーあり
↑メインレストランのパスタをプールサイドで
【朝食】
↑ブッフェの一部。
ブッフェ形式の朝食(セットメニューもあったので、朝食別プランの場合はオーダー制? 要確認)
・フルーツ(マンゴー、スイカなど常時4種)
・肉類(ベーコン、ソーセジなど常時2種)
・野菜炒め
・パン、ごはん
・シリアル2種
・目玉焼き、スクランブルエッグ
・コーヒー、紅茶、ジュース類
内容は日替わり。
【スパ】
ホテル内にスパあり。ホットストーンマッサージが1時間1000ペソ程度だったとか(友人が利用)
私は利用していないので、評価なし。
【外出】
外出にはレンタルのバイク(料金未確認)か、トライシクル(またはトゥクトゥク)と呼ばれるバイクに荷台を付けた乗り物、またはジプニーで出かけることになる。
トライシクル参考価格:
ホテル ー パナグサマビーチ 片道300ペソ(1台)
ホテル ー ホワイトビーチ 片道500ペソ(1台)
私たちは ホテル → パナグサマビーチ → ホワイトビーチ → パナグサマビーチのレストラン → ホテルというルートで交渉をして、1台1000ペソで貸切。ただしこのトライシクル、待ち時間に他の客を乗せたりもするので、専属ではなく待ち時間がある。
【その他】
wifi 部屋によって弱めなところがあるものの、メッセージや簡単な写真のやり取り程度なら問題なし。
アイランドホッピングの他、カワサンホール、オスロブなどへのショートトリップあり。料金・内容などはホテルに要確認。
【モアルボアルへの旅:あると便利なもの】
・アクアシューズ 波も強く、サンゴやヒトデなども多いので、ビーチサンダルよりもアクアシューズの方がおすすめ。セブのモールなどでも購入できるが、サイズの欠品などがあるので、長期滞在者でなければ事前に日本での購入がおすすめ。
・ドライバッグ モールで比較的簡単に手に入るかも。
・水あそびパンツ セブでも手に入るが、欠品のことも多い。
・曇り止め