

モンテッソーリから中華系幼稚園へ転校した子供たち。
2校の比較から、中華系へ転校して良かった点をつらつらと。
【良かった】
・1クラス30人学級には、子供の「居場所」がある。
他人の視線が気になるタイプの娘には、1クラス30人構成の方が「自分の居場所(隠れ場所?)」が見つけられてラクなようです。
英語への自信のなさから、クラスでは口数が極端に少なくなってしまうことがあります。
彼女のこの言動は、15人の小規模クラスでは目立ってしまいます。
15人クラスではクラスメートたちが「何で話さないの?」と気にかけてくれることが多かったのですが、娘にとってはこれがかえってプレッシャーになっていました。
その点、30人もクラスメートがいると、数に埋もれて良い意味で互いの差異が気にならなくなるようです。
・中国語で高得点が取れて、子供の自信に。
英語もままならない状況で中国語も勉強させることに、当初私自身は迷いがありました。
結果的には、クラスメートのほとんどが中国語を勉強し始めたばかりで差がほとんどなく、勉強すればトップになれることがわかり娘にとって自信になったようです。
ちなみにセブ華人たちが話している中国語は、ほとんどが福建語。中華系学校で習う中国語は、北京語(Mandarin)です。
・イベントの準備をしなくていいので、親がラク。
食事やコスチュームなどイベントにかかる費用は学費とともにあらかじめ徴収されています。
かつ準備も全て学校側がしてくれたので手を煩わされることがありませんでした。
・図書室で本を選び、読む楽しみを子供たちが知れた。
図書室があって、年長さんの場合は、週1回、子供たちが自ら本を選び借りてくることができました。
フィリピンでは読み聞かせ、読書の習慣があまりないので、本に触れる機会が少しでもあることは親にとって安心です。
・兄弟姉妹の保育時間を揃えてもらえるので、送迎がラク。
中華系学校では、年長の娘は午前中4時間、プレ年少クラスの息子は午前中2時間15分が規定の保育時間でした。
本来なら開始も終了も違う時間なのですが、送迎の手間を考慮し、下の子は上の子に合わせて時間を無料で延長することができます。
次回は、改善して欲しい点をまとめます。