新天地に必要なのは、順応力じゃなくて平穏力だ。

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4月。就職、異動など新しい環境への期待や不安を入り混じった季節。

私は2年前、フィリピン・セブ島へ移住してきました。

思い返せば、大学入学のために上京したことも、就職したことも、転職したことも。

例えそれが自分が望んだことであっても、環境を変えるって大変なことです。

で最近思うのは、新天地に必要なのは順応力ではなく平穏力なのではないかということです。


新しい環境って、いい意味でも悪い意味でも、ある種の高揚感と緊張感がある。

例えば私だったら、移住してきた当初は必要以上にローカルな生活に馴染もうとしていました。

今思えばバカみたいなんですが、日本食レストランに行ったりすることは、なんとなく負けだと思っていた節があります。

でもその時は、高揚感と緊張感で自分でもわからなくなっているんですよね。

自分にとって、何が心地よくて、何がダメなのか?

混沌とした異文化体験に揉まれてわからなくなってしまう。

「早く新しい環境に馴染まなきゃ」と、焦る気持ちも抑えきれない。

新しい環境で楽しいのと、新しい環境に馴染めない落ち込みが交互に訪れて、その振れ幅に心がどんどん疲れていきました。

でも自分自身は、その心の疲れに全然気づいていない

その疲れが日々徐々に溜まって、数カ月後に爆発しました。

爆発から回復するには、相当時間がかかりました。


だから今、私が移住したての頃の私にアドバイスするとしたら「平穏力」です。

和食を食べたり、J-POPを聞いたり、日本にいる気のおけない友人と通話したり。

方法はなんでもいいから、高揚感と緊張感から解き放たれる時間を大切にして欲しい。

短期間で馴染む「順応力」よりも、長期間走り続けるための「平穏力」があってこそ新しい環境で生きていけると思うのです。

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